國廣降臨! 山姥切国広 × 刀剣乱舞 コラボ in 足利 ★★★★★

 

最終更新日  2017/11/23 訪問日  2017/4/2

【國廣降臨 山姥切国広展】イベント情報

 

くにひろこうりん やまんばぎりくにひろてん

 

開催場所:足利市立美術館

開催日時:2017年3月4日(土)~4月21日(日) 10:00~18:00(最終入場17:30)

*3月21日は休館

コラボ企画:国広ゆかりの観光スポットスタンプラリー、足利市内の商店街にてコラボメニュー提供、その他美術館入場券提示で特典サービスあり

*すでに山姥国広の展示&イベントは終了しております

◆2018年1月30日(火)『刀剣乱舞』 2017年秋 新作公演 ライブビューイング ★★★

18:30開演予定 ユナイテッドシネマ・アシコタウンあしかがにて。2017年秋「刀剣乱舞」ミュージュカルの新作公演を足利の映画館でライブビューイングできます。チケット料金:¥3,600(税込/全席指定)⇒「刀剣乱舞」のライブビューイングチケットが出ているか見る
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【山姥切国広展はこんなイベントでした】

◆空前絶後!足利有史以来のうら若き乙女が大集結
◆オタ語があちこちで飛び交う
◆予想外の人出に周辺店舗は狂喜乱舞&てんやわんやでTwitterが大活躍
◆足利の一般市民は何が起きているのかよく分かっていなかったかも


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山姥切国広展 コラボメニューを食べてきたよ♪ レポートです。

 

と、その前に・・・

【目次】

 

【なぜ足利に若い女性が大挙して押し寄せたのか? 刀剣女子の萌えポイント】

 

なぜ刀剣の展示会という硬派なイベントに若い女性が大挙して押し寄せたのか?

イベントの終盤頃には口コミで何となく理解した足利民もいるかもしれませんが、なぜそんなに盛り上がっていたのか、実はよく分かっていない人も多いかと思います。

「山姥切国広展」はどんな展示会だったのか。若い女性が惹かれるポイントについて触れてみたいと思います。

◆「山姥切国広展」はどんなイベントだったのか?

「山姥切国広展」は、足利市立美術館で約1か月開催されていた3本の刀剣を展示するイベントです。

1本は国の重要文化財に指定されている「山姥切国広」(個人蔵)、もう1本は足利市が所蔵する脇指(わきざし)通称「布袋国広」です。さらにもう1本の「国広」も所有者の好意で急きょ追加されました。

いずれも江戸時代の刀工、堀川国広による作品です。

当時、堀川国広は足利におり、領主・長尾顕長(ながおあきなが)の依頼で「山姥切国広」を作刀、「布袋国広」は同年、足利学校で作られました。

注*長尾顕長は両崖山にあった足利城の城主で、現在の両毛地区の一部(足利・佐野・館林)を支配する戦国武将。北条側について小田原攻めで敗北。、足利長尾氏はおとり潰しとなった。顕長が国広に「山姥切国広」の作刀を依頼したのは天保18年(西暦1590年)、北条氏政が切腹した年。

「山姥切国広」の名称の由来や宮崎出身の堀川国広がどうやって足利にたどり着いたのかは諸説ありますが、先の2本の刀が足利で作られたことは史実に基づいています。

 

そして、「山姥切国広」は堀川国広の代表作でありながら20年ぶりの公開!

「布袋国広」との同時公開は初めて!

さらに、3本目の「国広」に至っては本邦初公開なのです!

しかも作刀された足利の地で同時にお目にかかることができる・・・なんという壮大な歴史ロマン!

 

刀剣ファンにとっては垂涎イベントであることは容易に想像できると思います。

 

◆若い女性に人気の理由は「刀剣乱舞」 のキャラクターとのコラボ

2017年4月1日付の朝日新聞「天声人語」によると、前日までの来館者は3万7千人。最終日閉館後の市の公式ツイッターでは3万8千人のアナウンス。足利市立美術館始まって以来の人数で、一般の美術館の年間平均来客数を上回ります。そのほとんどが20代、30代の女性でした。

協力した商店街の人はその理由をよく理解していると思いますが、一般の足利民の大半は何でそこまで?と疑問に思っている人も多いと思います。

2015年頃から「刀剣女子」という言葉が流行り出し、ブームを加速させたのが、「刀剣乱舞-Online」(略して「とうらぶ」)という乙女ゲームです。

「刀剣乱舞」の設定は未来から過去に遡り歴史をゆがめようとする勢力と、それを阻止する者との戦いいを展開していくというもの。実在する名刀を美青年キャラクターとして「擬人化」し、プレーヤーが選んだ「刀」を育て上げていくという内容です。

キャラクターである「刀」にはそれぞれの個性があり、背後に歴史ロマンがある。だから、本物の「刀」を見て感情移入しまうのです。しかもゲーム内では女性キャラクター女審神者とのロマンスもあり、効果倍増^^

「山姥切国広」は「刀剣乱舞」の人気キャラクターの一人。ゲームのファン達はそのキャラクターの元になっている本物の刀が個人蔵と言うことも知っています。まさか生きているうちにお目にかかれるとは思っていなかったので、今回の展示会に殺到したわけです。

「刀剣乱舞」のゲームイベントは毎月のように全国各地で行われています。

本物の刀剣とアニメとのコラボも「刀剣女子」ブームの最中、「鉄の展示館」では「エヴァンゲリオンと日本刀展」が開催されました(長野県坂城市 2015年)。長野のイベントは現存する歴史的名刀ではなく、アニメに登場した刀を現代の名匠たちが再現して展示するというものでした。

それはそれで創造的なイベントですが、本物の「山姥切国広」の展示と「刀剣乱舞」のコラボがいかに貴重であったか分かると思います。

京都嵐山「大覚寺」の御朱印帳は「膝丸」 これは現地でしか買えないレアものです。 ⇒その他にもコラボグッズが山ほど・・・

富山市にある「森記念秋水美術館」も行きましたが、200本も展示されている刀剣の1本1本をじっくり見ている若い女性の姿に驚きました。

 

◆イベント成功の背景には関係者の努力と熱意

今回のイベント期間中は専門家による歴史講演会など硬派な催しもありましたが、傍から見ると「刀剣乱舞」に乗っかって成功した企画といえるでしょう^^

でも、人気にタダ乗りしたわけではありません。所有者の協力を得られたことは、主催者側の努力と熱意が伝わったからこそです。「刀剣乱舞」の人気が絶頂のタイミングに実現できたことも幸運だったと思います。

注*「刀剣乱舞」は2016年10月にはアニメ化され、2017年7月には第2弾の放映を予定。

 

國廣「 ”降臨”」というキャッチコピーは二次元世界で多用されており、ファンには好評だったようです。

まちじゅうにキャラクターのノボリ、会場では毎朝5:45から夕方まで一日中テーマ音楽が流れ、周辺自治会を上げて足利が「刀剣乱舞」一色に染まっていました。

刀剣の展示だけでなく、地元民がゲームの背景やファン心理をよく理解して歓迎していました。普段は接点のない人たちから受け入れられているというのがファンの感激をより強めたようです。

⇒毎日流れていた曲(YOUTUBE動画は消えてしまいました・・・)

足利でイベントがある日には朝7時頃に花火が上がるのが通例なので、あぁ、今日は何か祭りがあるのかと分かるのですが、ゲームのテーマソングを流しっぱなしというのは初めてですよね。

熱狂の理由が分からないと、なぜ朝5時台から音楽なのか?と。

朝4時には行列ができていたそうで、早朝から流していることにも意味があったわけです。

二次元パワーの恐ろしさよ・・・。

 

協力店ではそんなファンを「審神者」と呼んで、お客さんとの連帯感を強めていました。

知らない人には訳のわからないシチュエーションですが、足利は意外とオタク気質が強いというか、年配者でも若者のサブカルチャーにすっとなじんでしまう土地柄なんですよねぇ。

お役所が主催する展示会で街中に二次元のノボリが立っていること自体、ファンの間でも予想外だったようです。

「山姥切国広」のコスプレ衣裳

山伏の格好をした人は見ましたが、全員勢揃いのコスプレーヤーを見ることができなかったのが個人的には残念でした^^

後日、刀剣のお店に行こうとした家族が原宿でこれとそっくりの格好をしていた若者を見たそうです。

そこは、「國廣降臨?」と声をかけないと^^


⇒「山姥切国広展 足利市立美術館レポ」は次のページへ


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