菅田町にある稲荷神社(菅東山出世稲荷神社のことだと思われます)が所蔵している足利市重要文化財の「お稲荷さん」に関する美術展のお知らせです。
お稲荷さんの美術展:三十六歌仙図など 足利できょうまで
足利市菅田町の稲荷神社が所蔵していた「板絵著色 三十六歌仙図」(足利市重要文化財)などを集めた「お稲荷さんの美術展」が2日、同市利保町の北郷公民館で始まった。3日まで。無料。
同神社は1199年、鑁阿寺(ばんなじ)を創建した足利義兼が勧請したとされる。出世や子供の成長を願う庶民の信仰を集め、明治以降は「火伏せの菅田稲荷」として親しまれている。
展示の目玉の「三十六歌仙図」は、足利出身の絵師、福田青靄(1832〜1857年)の1854年の作品。縦36・5センチ、横21センチの桐の板36枚に小野小町や在原業平ら三十六歌仙が一人ずつ描かれている。美術的な価値に加え、全員がそろっている三十六歌仙図は同市唯一ということもあり、2002年に同市重要文化財に指定された。指定時に同市に寄託され、地元では久しぶりの公開。
このほか、同神社社務所の天井裏から見つかった神楽囃子(ばやし)の「大拍子」や神社の縁起を記した神札の版木なども展示する。【太田穣】
~毎日新聞 2013年11月03日 地方版
もう終わってしまいましたが、記録用です。
「菅東山出世稲荷神社」
北関東道足利インターすぐ
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