【足利】伊勢神社 初詣

足利市伊勢町にある足利のお伊勢さま「足利伊勢宮」の初詣レポートです。

最終更新日  2023/1/17 訪問日 2022・2021・2016・ 2015・2014

【伊勢神社】基本情報

いせじんじゃ

住所:栃木県足利市伊勢町2-3-1
TEL:0284-41-5347
公式サイト(栃木県神社庁)

 

口コミ評価:まだ十分な評価はありません-点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆足利のお伊勢さまにお参りしたい
◆伊勢町周辺の出身である
◆格式の高い神社にお参りしたい


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【足利の”お伊勢さま” 伊勢神社 元旦深夜の初詣】

足利の「伊勢神社」は、日本国民の総氏神様である天照大御神をお祀りする神社です。伊勢神社の本宗はもちろん、三重県の伊勢神宮です。

伊勢神社は足利氏の崇敬も厚く、「足利のお伊勢さま」と呼ばれています。

栃木県内では「お伊勢さま」と呼ばれているのは、足利の伊勢神社と栃木市の「神明宮」くらいしか見当たらないので、意外と希少な神社なのですね。

足利の伊勢神社の創建は平安中期1,150年代(伝)。もともとは「足利庄伊勢宮」と呼ばれていましたが、遷移に伴い「伊勢神社」と改称されました。大正14年には街の火災で社殿のほとんどを焼失したものの、昭和4年に再建され現在に至ります。

「伊勢神社」が鎮座するのは「伊勢町」。JR足利駅周辺一帯が「伊勢町」であることを考えると、古くから崇敬者の多い神社であることを伺わせます。

今回は、2014年から2016年までの初詣と参拝した際のレポートです。

伊勢神社の入口

JR足利駅北口から北へ300m弱の距離にあります。駐車場は入口の手前に10台分ほどあります。

こちらは年明けと同時に深夜0時過ぎに参拝した時の様子です。

鑁阿寺や織姫神社に比べると人出は少なく、穴場というべき神社。

でも、宮司さんが常駐していて社務所が年中無休の神社は足利では珍しい存在です。

拝殿前の様子。

すでに深夜からご祈祷が始まっていました。

普段は1人か2人しか神主さんはいらっしゃいませんが、元旦は5人くらいいらっしゃいました。

毎年恒例のその日の干支を描いた絵馬。写真は申年(平成28年)。

手水舎の前では古いお札のお炊き上げがされていました。

本宗の伊勢神宮にならい、本殿の裏には外宮と月読宮があります。

【足利の”お伊勢さま”伊勢神社参拝】

続いて昼間の参拝の様子です。

伊勢神社の入口

「足利のお伊勢さま」 御祭神、例大祭、ご祈祷の案内

「足利伊勢宮」の石碑

伊勢神社はもともと「東町」という場所にあったそうです(現在の住所にはない場所)。

再建された現在の社殿は伊勢神宮にならい、「神明造」になっています。

入口から入って右に進むと手水舎があります。

蛇口はシンプルな竹筒です。

禊ぎの作法

1、右に柄杓を持ち

2、左手に残りの水をかけて洗い

3、右手に柄杓を持ちかえて右手を洗い

4、左手に水を注ぎ、

5、左手の水で口をすすいで、

6、最後に柄杓を立てて柄杓の持ち手を洗います。

手水舎から左に振り替えると社殿があります。

「神明造」は、三角屋根の平らな部分側に入口がある造りをいいます。

本来の「神明造」は屋根全体が茅葺ですが、足利では茅葺屋根を手入れできる人が少ないからなのか、ここでは瓦屋根です。

裏に回ると本殿も「神明造」になっています。瓦の下は茅葺のように見えますね。

左右に飛び出ている尖った木の棒を「千木」、屋根の中ほどにある丸い棒の飾りを「鰹木」といい、伊勢神宮と同じ造りになっています。⇒伊勢神宮のサイトを参照

表に戻りまして・・・平成26年の干支「午」の絵馬の奉納。

平成14年より太田市在住の現代作家・広田さんが奉納されているそうです。ご主人が亡くななられてからは妻の恵子さんが描いているそうで、平成30年(2018年)は凛々しい柴犬の絵馬が奉納されました。~毎日新聞より

社殿の横には他の年の絵馬も飾ってありました。

拝殿前のお賽銭箱

参拝の作法は、二拝、二拍、一拝。「祓え給い、清め給え。守り給い、幸(さきわ)え給え。」三唱。

お賽銭箱にはお金を投げずにそっと入れます。

「神を拝むには、先ず己が心を正直にし、又己が身体を清浄にして外の何の心もなく、ただ慎み拝むべし」吉田松陰翁

上を見上げると、扁額に書かれている「足利伊勢宮」の文字は、日本海大海戦の英雄、東郷平八郎元帥。足利学校の孔子廟にあるお手植え松にも東郷平八郎と書かれていたので、日露戦争後の全国行脚の際に足利に立ち寄った際のものなのでしょうか。

【足利伊勢神社の外宮と月讀宮】

拝殿で参拝をし終えた後、右手に回ると社殿の裏側に伊勢神宮の外宮と月讀宮があります。

伊勢神宮の場合には、外宮⇒内宮の順に参拝しますが、ここでは境内社の扱いなので後に参拝しても良いようです。

外宮参拝の案内

社殿の右側に回ると境内社にしては立派な参道があります。

伊勢神社の敷地は700坪あるそうで、外から見えるよりも意外と広いです。

外宮は伊勢神宮と同様、「豊受大神」をお祀りしています。衣食住、五穀豊穣の神様です。

鳥居をくぐると奥に外宮があります。

その隣には天照大御神の弟神である「月讀命」をお祀りする「月讀宮」があります。

「月讀宮」の鳥居

鳥居をくぐると石碑と「子授け安産御宝石」と書かれた立札

奥には4つの祠、手前には注連縄と小さな鳥居のある岩があります。

こちらが「子授け安産御宝石」のようですね。2018年は戌年なので、子供に関する願掛けにはご利益がありそうです。

その隣にももう一つ鳥居と祠。

左の奥には小さなお稲荷さんの入った祠もありました。

参拝後は裏の社務所で御朱印をいただきました。

伊勢神社の御朱印帳 少し大きめのA5サイズ

まだ伊勢神宮にお参りをしていない人はページを開けて他の伊勢神社の御朱印をいただくように言われます。

御朱印

お札の初穂料

拝殿の前にあるおみくじ

いつもは、七福神の100円おみくじを引くのが通例ですが、ここでは見かけなかったので、「金・勝みくじ」200円にしました。

皆さまのおみくじも「大吉」が出ますように・・・。

【伊勢神社の感想】

伊勢神社では鳥居をくぐる際にも一礼をしてから境内に入り、手水舎や参拝の作法も心得ている人がいたのが印象的でした。足利市内を問わず、栃木県内ではあまり見かけない光景です^^

やはり、お伊勢さまということで市外、県外からも訪れる方が多いのではないかと思います。

観光スポットとしてではなく、本来の神社らしい荘厳な雰囲気が感じられる場所でした。

 


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*情報は掲載時のものです。
変更されている場合がございますので、お出かけの際には事前に店舗・施設にご確認ください。

【足利伊勢神社へのアクセス】

◆車
北関東道「足利IC」からキロ分、「太田桐生IC」からキロ分、東北道「佐野藤岡IC」からキロ、分。
ドラぷら
◆電車
JR「足利駅」からキロ、タクシー分、東武伊勢崎線「足利市駅」からキロ、タクシー分。各駅からあしバスアッシー・線「」下車、徒歩分。
Yahoo!路線情報あしバスアッシー時刻表

地図


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