足利出身者の著作本 世界の歴史に関する本

このページでは足利出身者の著作本-世界の歴史に関する本をご紹介します。

最終更新日:2020/11/16
記事作成日:2013/5/9

【ヨーロッパの歴史に関する本】

【大月康弘】

大月康弘(オオツキヤスヒロ)

1962年栃木県足利市生まれ。1985年一橋大学経済学部卒、1990年同大学院経済学研究科修了、2015年博士(経済学)。成城大学経済学部講師、助教授、一橋大学経済学部助教授を経て、現在、一橋大学大学院経済学研究科教授・附属図書館長

コンスタンティノープル使節記 (知泉学術叢書 10) [ リウトプランド ]

オットー1世(フランク国王,皇帝)の名代として968年にコンスタンティノープルに派遣された外交使節クレモナ司教リウトプランドによる貴重な記録である。
リウトプランドは主著『報復の書』で著名だが,当時帝国官房書記としてオットーの重要な側近であった。彼はランゴバルド系の家柄に生まれ,イタリア王フゴの宮廷に出仕したあとイヴリア侯ベレンガリウス2世に仕えたが,仲違いしオットーのもとに逃亡した。彼の生涯は北イタリアの複雑な政治情勢を反映して紆余曲折に満ちたものだった。
使節の目的は,オットー1世の「皇帝」称号問題,南イタリア地域の諸侯の帰属問題,ビザンツのイタリアにおける拠点バーリをめぐる攻防の打開について,そしてオットー2世とビザンツ皇女との婚姻など多岐にわたっていた。
ビザンツとの厳しい交渉の中で4か月にわたりビザンツ側の冷遇に直面したリウトプランドは,憤りと皮肉に満ちた言葉でビザンツ人の思考と行動を事細かに嘲笑,罵倒し,ときにビザンツ皇帝ニケフォロス2世フォーカスを臨場感溢れる筆致で嘲罵する。
ヨーロッパ世界最大の都市で出会った宮廷人たちやそこで見聞した儀式などについての生き生きとした記述は,10世紀のビザンツ世界とヨーロッパの国際関係を知るうえでも第一級の史料である。

オットー1世(フランク国王、皇帝)の名代として968年にコンスタンティノープルに派遣された外交使節クレモナ司教リウトプランドによる貴重な記録である。ヨーロッパ世界最大の都市で出会った宮廷人たちやそこで見聞した儀式などについての生き生きとした記述は、10世紀のビザンツ世界とヨーロッパの国際関係を知るうえでも第一級の史料である。

【目次】(「BOOK」データベースより)
『コンスタンティノープル使節記』(本文と訳註)/付論1 『使節記』の目的と齟齬ー中世キリスト教世界における「ローマ皇帝」問題/付論2 『使節記』における「ローマ」言説ー中世キリスト教世界と「ローマ」理念

発売日:2019年12月06日頃

皇帝ユスティニアヌス (文庫クセジュ) [ ピエール・マラヴァル ]

「帝国」の再興に心をくだいた、六世紀の偉大な皇帝ーユスティニアヌスは、世界の新たな統合原理となるキリスト教の教義論争に介入し、イデオロギーの統一にも情熱を注いだ。本書は、当時の政治・経済の枠組を解説しながら、ユスティニアヌス帝の法制・行政改革や宗教政策など、多彩な事績の全貌を示す。

【目次】(「BOOK」データベースより)
第1章 統治の枠組み/第2章 帝国統治の役者たち/第3章 法と秩序/第4章 再征服戦争/第5章 防衛戦争/第6章 社会経済上の諸問題/第7章 宗教政策

発売日:2005年02月




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