【足利】大岩毘沙門天の “悪口まつり” 大晦日の恒例行事! 日本の奇祭 からの初詣★★★★

最終更新日 2019/12 訪問日 2018/1

【大岩毘沙門天】基本情報

おおいわびしゃもんてん

住所:〒326-0841 栃木県足利市大岩町570
TEL:0284-21-0211(毘沙門天本堂)TEL:0284-21-8885(最勝寺本坊)
公式サイト

【イベントスケジュール】

◆悪口大声コンクール大会

22:00集合
22:30~23:00 大会

◆悪口まつり 提灯行列

23:00~23:40頃

◆滝流しの式(御祈祷)

24:00~24:40頃まで

◆悪口大声コンクール大会授賞式

25:00~25:30頃まで

毘沙門天口コミ評価:Google 4.1点/5.0点

【こんな人におススメ】

◆大声を出してストレスを発散したい
◆賞金&商品をもらいたい
◆足腰には自信がある


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【足腰に自信があるなら・・・差別用語以外は無礼講の悪口祭り】

大晦日に毎年恒例の「悪口まつり」。「悪口」と書いて「あくたい」(悪態)と読みます。

その1 悪口大会コンクール大会

午後10時半からは麓のサンフィールド駐車場にて、誰が一番大声で悪口を言えたかを競う「悪口大声コンクール大会」が行われます。

基準は音の大きさを図る「ホーン」で判定。

10位までは表彰され、1位はお年玉1万円、2位以下も豪華賞品をもらえます!

 

その2 悪口まつり提灯行列

コンクールが終わると、23時からは足元を提灯を照らしながら、「悪口」を言いながら本堂まで暗い山道を歩いていきます。

麓から本堂までは30分~40分くらいです。

 

その3 滝流し

本堂に到着すると、年明け24時より「滝流し」という元旦の御祈祷が始まります。

御祈祷の際希望者は、大相撲の優勝力士が飲むような(それよりはやや小さいかも)お屠蘇でお酒をいただくことができます。

その4

午前1時からは本堂の前で「悪口大声コンクール大会」の授賞式が行われます。

受賞者は名前と居住地が張り出されますが、意外なことに県外から来た方、外国の方が目立ちました。

テレビのニュースでも取り上げられることが増えたからでしょうか。

私が訪問したのは2017年末でしたが、ニコニコ動画のライブ配信を行っていました。

 





【2018年元旦 悪口まつりの行列参加後に初詣の御祈祷を受けてきたレポート】

サンフィールド駐車場に設けられた悪口大声コンクール大会の会場

道路の左側には大岩毘沙門天に歩いて上がる参道の入口の鳥居があります。

大会参加希望者は22:00までに集合。

悪口まつりの行列にだけ参加する方は23:00までに集合すれば間に合います。

行列はサンフィールド駐車場前から始まるのですが、サンフィールドの駐車場は22:30頃には満車になり、その手前の坂道に上から順に路駐していくという形になっていたので、遅く来るほど歩く距離が長くなるのでご注意。

サンフィールド駐車場から先は一般車両は進入禁止になり、歩いて行かない人は麓からのシャトルバスで送迎になります。

駐車場の前では提灯を販売していました。

パッケージには提灯のほかに頭に被せる冠のような紙製の毘沙門天もついています。

ろうそくの火が燃え移らないよう、山道をてくてく歩きます。

40分弱で本堂に到着。提灯行列を終えた人の中には裸の人も。

埼玉の方から来たらしい戦隊ヒーローのコスプレをした方。

皆に声をかけたり、大きな声で祭りを盛り上げたり、セルフプロデュースの一環だったのかもしれないです・・・。YouTuberなのかな。

生放送を行っていたニコニコ動画スタッフの機材

そろそろ「滝流し」という新年の御祈祷が始まります。

本堂の天井からは赤い提灯が吊り下がっていました。

御祈祷が始まると煙でモクモク

御祈祷だけでなく滝流しの儀式の申し込みをした方は、黄色い〇の中に見えるような大きなお屠蘇で神酒をいただくことができます。

住職のほかに修験者の格好をしたお坊さんもいましたが、霊感があるのか、ニコニコ動画のスタッフは背中を叩かれ、悪霊を追い出されていました^^

お祭りの時にしか開いていない社務所

お守りその1

お守りその2

境内の洗心の前には普段はない飲食店も出ていました。

メニュー体が温まるもの。

午前1時からは悪口大声コンクール大会の受賞者が発表されました。

昨年よりも大声のレベルが上がり、昨年の優勝者の数値ではこの年のトップ10には入れなかったらしいです。

発表された受賞者

パッと見る限り3名が外国人でした。

足利に実家があって帰省中なのかもしれませんが、遠方から来た人もいます。

 

【まつりの感想】

何度かマスメディアでも取り上げられているのですが、結構歩くためか、参加者は100人ちょっとくらいなのでそれほど多くはありません。

足利市在住の方でも、行ったことのある人の方は少ないのではないかと思います。

でも、大変な分、一人一人の気合の入り方はなかなかで、真夜中の境内はにぎやかに盛り上がっていました!

滝流しの式も山寺らしい迫力のある御祈祷で見どころがありました。

足腰に自信があれば、行って損はないですよ!

今でいうなら、SNS映えするイベントです。

私自身の感想はというと、提灯行列で歩くのは車道なので足元はそれほど悪くないのですが、普段運動不足だと30分以上坂道を歩くのはなかなか大変でした。

大晦日の晩なので、気温は3度~5度くらいなので、歩き始めるまではニット帽に手袋、カイロが欲しいくらいです。でも、寒さに備えてダウンコートなどを着ていくと、本堂についたころには汗だくになり、風を引くかもしれません。

温度調節できるような恰好、着替えの下着などを持っていくといいかもしれません。

楽しい/興味深い ★★★★★ 5.0

まつりの雰囲気 ★★★★ 4.5

難易度 ★★★★ 4.5

総合  4.66点

*基準点(再訪あり)は4.0点/5.0点


この祭りの情報、訪問した感想がございましたら、コメント欄へお寄せください。


 

*情報は掲載時のものです。
変更されている場合がございますので、お出かけの際には事前に店舗・施設にご確認ください。

【大岩毘沙門天へのアクセス】

◆車
北関東道「足利IC」から県道285号線(松田大月線)~林道大岩槻谷線経由、7キロ15分、「太田桐生IC」から9キロ23分、東北道「佐野藤岡IC」から30キロ、30分。
ドラぷら
◆電車
JR「足利駅」から7.5キロ、タクシー21分、東武伊勢崎線「足利市駅」から7.5キロ、タクシー20分。各駅からあしバスアッシー・松田線「三重郵便局前」下車、徒歩40分。
Yahoo!路線情報あしバスアッシー時刻表

地図


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