足利気質

足利人てどんな人たち?

足利市民は太田市民のつもりでいる?

足利あるある 

 

足利人って、どんな気質を持っているの?

*管理人個人の感想ですので、クレームは受け付けません”(-“”-)”

最終更新日:2020/11/16
記事作成日:2013/5/9






足利を離れた人や、足利に転勤経験がある方だと、あまり良い評判を聞きません。

排他的、民度が低い、プライドが高い等。

足利にずっと在住している人でも自分たちのことを自虐的に見ている感があり(^_^;)

 


それを面白く表現したwikiがこちら。

足利市chakuwiki

その一部を抜粋すると、

 

>出身を聞かれると「足利」とだけ答え、決して栃木県はつけない&言わない。

→これはそうですね。栃木県民という意識がないです。

特に栃木県にコンプレックスがあるわけではないですが。

埼玉に行った時に、栃木ナンバーを見た駐車場のおじさんから、

「いいよね~栃木は、日光とか那須があるし・・・。」と自虐的な褒め言葉をいただいた時、

(それ、県北で、足利じゃないし)と無意識に思っている自分がいたのは確かです(^o^)

 


足利市民は群馬県(太田市)に編成されることを望んでいる!?

>その昔、とある雑誌に『群馬県足利市』とでかでかと載っていたが、違和感を感じなかった。

→これは旅行の口コミサイトでもたまに見かけます。

「群馬県の足利学校に行ってきました!」 

オイオイ。でも全く頭には来ません。まぁ、間違えるのも仕方ないだろうくらいに思ってます。

最近(2020年)、東北で会った方にリアルで「群馬県足利市のフラワーパークに行ってきたよ」と言われ、スマホの写真を見せてもらいました。本当にそういう人がいるんだ!とちょっと感動。

余談ですが、足利ではほとんどなじみのない栃木県の名産品、郷土料理ってありませんか?自分は宇都宮よりも南西部のことしか知らなかったのだなぁと思ったりします。

足利出身の方、成人するまでに足利市内で「しもつかれ」(鮭の頭と大豆、根菜、酒粕を煮込んだ料理)、「もろ」(サメの一種で煮つけで食べる)を食べたことがありますか?給食に出たこともないので知りませんでしたが、栃木県の北部、西部では結構食べられていますね。足利のスーパーでもサメは置いてあることもありますが、「もろ」とは呼ばないですよね。

「しもつかれ」は、那須のホテルのバイキング料理で初めて見ました。「もろ」は県央エリアの病院食で初めて食べました^^

足利の人は食べ物の認識も群馬(特に太田・桐生)に近いなぁと。群馬の人に「焼きまんじゅうやおっ切り込み知らないでしょ?」と聞かれても、「いやいや、子供の頃から食べてますから!」。逆に、耳うどん(佐野)はまだ食べたことがありません。


 

自虐ネタばかりでは何なので、管理人が思う足利のいいところもご紹介します。

 

文化度が高い

 

歴史のある街だからという抽象的な話ではないです。

東京に出て戻ってきてから気づいたことなのですが、

足利人は田舎らしからぬ美的センス、都会的な感覚の人が多いです。

それと、趣味に関してはとことん追求するマニアックな方が多いです。

 


 

例を挙げると、

★クラシックカーを華麗に乗りこなす老人をちょくちょく見かける

大昔のメルセデスのオープンカーで、手袋をして運転している老婦人

どこのメーカーか素人には分からない車を運転している年配者

成金には出せない風格を漂わせていました(笑)

東京でもこういう人はいそうであまり見かけません。


★70歳を過ぎても普段からハイヒールしか履かないご婦人がいる

お稽古事の先生やお医者さん、会社経営者の方でよく耳にするのですが、

おしゃれに対する美意識がすざまじいです。

美容院は最低月に1回、青山に通っているという方もいらっしゃいます。


★N響の定期演奏会でフライング拍手がない

サントリーホールでも楽章間で拍手をしてしまう人が多いのに、

1600人も観客がいてそれがなかったのは驚きでした。

寝ていたわけではないと思います(笑)

それに、街ではあまり見かけないようなおしゃれな老若男女がたくさんいました。

そもそもは、NHKの上層部に足利出身の方がいたというのもあるでしょうが、

N響の地方公演は4か所しかないのに、いまだに足利に定期的に来るというのは、

クラシックファンの層が厚いからなのかもしれません。


★マニアックなジャンルの料理店が意外とある。

主にエスニック料理なのですが、

趣味が高じてお店を経営している人が意外と多い気がします。

また、そこに集まってくるマニアックな常連さん。

でもマニアック派は少数なので、お店の経営は大変そうです。


★洋服屋さんが裏原ぽい雰囲気

古着やリメイクのお店だと思いますが、昔から裏原宿のような個性的な洋服屋さんがあります。

裏通りにあるのに潰れてもいないので、需要もあるのだと思います。

それに、もう何十年も前から「PINK HOUSE」のお店がありますが、

流行りも過ぎて、着る人を選ぶブランドなのに、潰れないのも不思議です。

関東では、デパート以外の店舗があるのは足利だけです。


★趣味が高じて職人レベルになってしまったアマチュアが多い

一時期、蕎麦職人を目指して脱サラをする人が多いというニュースを見たことがありますが、

足利の場合、何十年と蕎麦打ちに精を出しているアマチュアが結構いるような気がします。

そこらの蕎麦屋で食べるよりも美味しいくらい。

足利に蕎麦の名店が多いのは、層が厚いというのも関係あるかもしれません。


★マニアックそうなオタのお店があった

もう閉店してしまいましたが、まだ秋葉原が聖地として一般人に浸透するよりも前に、

マニアックなオタのお店が2件ありました。

今では当たり前のように目にするフィギュア類ですが、

その時は、「やっぱり足利にはオタが多いんだろうなぁ」と変に感心してしまいました。

1件閉店した後に別の場所にもう1件できたので、

もしかしたら同じ方が経営していたのかもしれませんが。

時代を先取りしすぎていて、商売として成り立つのは難しかったのかも。

 

隠れた名店が多い

 

足利で当たり前のように食べていたものが、

東京に来てからだけでなく、全国各地に旅行に行っても、

同ジャンルの足利のお店を超える味に出会うことは希だと感じます。

なので、足利が食道楽の町だというのは本当です。

どこででもありがちですが、観光客をターゲットにしたお店よりも、

地元民が足しげく通うお店が本当においしいお店だと思います。

有名店でも、観光客を見込んで

お店を広げた途端に潰れてしまったというところはいくつかあります。

放っておいても通りすがりのお店にお客さんが来るほど、

まだ足利の観光地としての魅力はそれほどまででもないのかもしれません。

 

となると、昔から潰れずにやっていけるお店というのは、

足利人の舌を満足させているということになります。

(ファミレスの普及で、名店もかなり姿を消してしまいましたが。)

 

観光で訪れる場合、その土地のシンボル的なお店に行くと

味よりもブランド力で満足してしまうことが多いと思いますが、

足利の隠れた名店というのはそういう所以外の場合が多いです。

やはり、ガイドブックに載せるには、ブランド力の方が集客力があるからでしょうね。

管理人も足利を離れて長いので、

ここ10年以内にできたお店はあまり知らないのですが、

自分なりに美味しいお店を見つけるコツがあります。

食べログでも口コミ数が1件、2件くらいしかなくても、

フラッと入ったらおいしくて驚いた!という口コミがあるお店です。

そういう口コミをされている方が、他にどんなお店を褒めているのか確かめて、

趣向が同じならば行ってみる価値あり、そんな感じです。

 

足利人の言葉遣い

言葉は「言霊」ですから、話し方や語感というのは、その土地の人の気質を表すといっていいと思います。

「京女がいい」と言う人も、京都弁を話す女性の柔らかい雰囲気に惹かれるのでしょうし。

一般に、足利弁は言葉がキツイと言われています。

これは、「だんべ」を語尾につけるのを多用しているせいかと思います(元々は群馬県の方言)。

外に出るまで分かりませんでしたが、

一度東京に出てから帰ってくると、

若い女の子がみんなヤンキーのように見えるという時期がありました(^o^)

ですが、不思議とイントネーションは標準語です。

高校に上がって他の出身地域の人と関わるようになり(特に小山出身者)、

「栃木県って、東北弁みたいな訛りがあるのか!」とビックリします。

(小山弁の場合、東北弁と茨城弁が混ざったような独特のイントネーション。)

それでも、語尾や言い回しなど独特な方言があります。

 

「〜だがね/がね」

と語尾に付けるのが、もっとも特徴的な方言です。

使用例:家族旅行に行った場所を覚えていないお父さんに、

「この前行ったがね!」(この前、行ったでしょう?)と念を押す。


大学の時の友人が足利に遊びに来た時にお蕎麦屋さんに行った時に

周りにいたおばあちゃんグループが、「そうだがね」を繰り返しているのを聞いて、

「ね、ね、あのおばあちゃん達、名古屋弁から来たのかな?」

と友人が不思議がったので、

違うのよ、「だがね」って語尾につけるのが足利弁なのよ、と言うと、

へぇ~。名古屋と離れているのに不思議だね~と言ってました。

その友人は、お父さんが名古屋出身なので、特に気になったみたいです。

(実際、名古屋に行ってみると、「だがね」の遣い方は足利とはちょっと違いますね)


また、足利の場合、「栃木県民」という感覚はあまりなく、

むしろ、文化的には、両毛地区(佐野、桐生、太田、館林)に

属しているという意識の方が強いです。

城下町が違うから、文化も言葉も違うということなのでしょうが。

両毛地区のイントネーションはほぼ標準語で共通していますね。

群馬県全域も訛りらしい訛りもなく、埼玉北部も同じような感じです。

「西関東方言」に属するらしいですが。


管理人の場合、自分もですが、何故か両親・兄弟も

「だがね」「だんべ」をもう20年くらい話してません。

祖父母が亡くなって、足利の方言を話す人が周りにいなくなったせいなのかなと思います。


足利弁辞典(渡良瀬テレビ)

ここに、足利独特の表現が載っているのですが、

祖父は「うっちゃる~」(捨てる)を特に多用してました。

これが意外と、江戸っ子の下町言葉に似ているなぁと、東京に出て来てから思いました。

足利は織物産業の町だったので、他の地域と交流が深かったというのもあるのでしょうか。


「だがね」は足利以外の周辺地域では使われていないので、

名古屋から来た商人の影響だったりして・・・。

名古屋に行った時に、かなり大きな足利銀行の支店があったので、

ちょっと確信めいたものを感じました(^_^)


足利弁講座(渡良瀬テレビ)

足利弁wiki


日本のことばシリ-ズ(9) 栃木県のことば [ 平山輝男 ]

臨地調査によってできた、各県別の方言辞典(アクセント・発音記号付)。辞典本文のほか、裡言も収め、その方言の特徴の解説、必要に応じて民話や諺資料も収録。栃木県の方言ハンドブック。足利市の方言も登場します。






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