足利市長選挙の公開討論会(両毛新聞)

公開討論会の動画はこちら

足利市長選公開討論会(主催=足利青年会議所・公開討論会実行委員会)が3日夜、足利市民プラザ文化ホールで開催された。

主催者を代表して、吉田素之委員長があいさつしたあと、討論会コーディネーターの川端秀明氏と、足利市長選に立候補予定の新人の和泉聡氏と現職の大豆生田実氏が登場し紹介された。両者はまず、自己紹介と立候補の動機を述べた。(菅田喜作記者、近藤孝政記者)

和泉氏=「足利が元気がないのを知り、広い人脈のある自分が何とかしたいと思った。足利市の棲みやすさの順位は下がっている」。

大豆生田氏=「住みやすさのポイントは上がっている。足利市を立て直すため、腰を据えて取り組み、行政改革の次の段階に進んでいきたい」。

討論は4つの各テーマについてクロストーク形式で、自分の考えを述べ、相手の発言に対して質問や意見を述べ、さらに、相手からの質問に答えた。

 テーマ①足利市の経済・産業のあり方とその対応政策について

大豆生田氏=「地域経済活性化策に関しては、市内の有力経営者や有識者に集まってもらい、経済活性化諮問会議を開催し、230項目の答申をまとめてもらった。そのうちの2つをあげると、経済活性化にとって重要なことは人づくりであり、もう1つは、頑張っている企業の事業展開をサポートする環境づくりである。人づくりについては『足利5S学校』を立ち上げた。5Sとは、整理・整頓・清掃・清潔・躾(しつけ)のことで、これらを通して人づくりをし、ものづくりにつなげていく。企業の経営努力を側面から支える取り組みとしては、投資減税や、工業団地の規制緩和などがある」。

これに対する和泉氏の質問=「多岐にわたる答申の中でどこに焦点を当てているのか」。

大豆生田氏の回答=「只今述べた人づくりと企業サポートである」。

テーマ①について、和泉氏=「市外に持って行かれた仕事を市内に取り戻すこと、私の広い人脈で行きのいい企業を誘致することに重点を置きたい」。

これに対する大豆生田氏の質問=「多くの人と対話してきて言われることは、確かに入札によって市内の業者が消えたということです」。

テーマ②足利市の教育環境のあり方とその対応策について

和泉氏=「足利市出身で内外で活躍している素晴らしい人たちに足利の多感な中高生に話をしてもらい、自分も将来こんな風に活躍してみたいと思ってもらうことで、勉強への意気込みを持ってもらう。もう一つは語学教育の充実です。先生方と連携を取りながら英語のレベルアップをする仕掛けづくりをしたい」。

テーマ②について、大豆生田氏=「学力・体力・人間力、そして生活力を小中学校の中で充実させていきたい。学力・体力については現場の先生方にお任せし、卒業後、先の見えない世の中で行かに勇気を持って生きていくかという人間力・生活力については、論語を通して学んでもらいたい。英会話力については、すべての小中学校に英会話の先生を配置しています。さらに小学校1年生に対してネイティブ(英語を母国語とする人)の英語のシャワーをかけて英語に親しませます」。

テーマ③少子高齢化・人口減少とその対応政策について

大豆生田氏=「足利市は、子育て環境と教育環境がいかに充実しているか、太田市にも負けない、県内でも1番といえるということを広く知らせる取り組みをしたい。また、結婚の機会を増やす対策をしたい」。

これに対する和泉氏の質問=「人口減少が急激に進んでいると思うが、中期的、長期的にどのような政策をしてきたか」。

大豆生田氏の回答=「先ほど申し上げた通り、この4月から第3子以降の保育料・幼稚園の費用を無料にしました。3歳未満については、一律15%カットし、県内で1番安い保育料となった。妊産婦医療は検診も含め無料になりました。そのほか、教育環境、雇用環境についても着実に進めています」。

テーマ③について、和泉氏=「私自ら外に出かけて行き、足利を売り込み、生きのいい企業に来てもらいます。観光では、せっかく足利に来た観光客に楽しんでもらってお金を使ってもらう仕組みを作ります」。

 テーマ④任期中に取り組むべき最重要政策について

和泉氏=「1つに絞ることはできません。3つ挙げます。1つは、日本のどこにもない観光のまちづくりをしたい。2つ目は、私が市長になったら、分け隔てないリーダーシップで大同団結して、みんなで政策を進めていきたい。3つ目は、市民との直接対話をする機会を増やします」。

これに対する大豆生田氏の質問=「大同団結の点では、全く和泉さんと同感です」。

和泉氏の回答=「大変すばらしいエールを頂きました。敵味方なしに、いい意見はいいという政治をすることをお互い誓い合いたい」。

テーマ④について、大豆生田氏=「足利市民総発電所構想というものを昨年打ち出しました。簡単に申しますと、足利市は他市よりも安い電気料金になるというものです。市の施設の屋根を太陽光発電のために貸し出すという事業は全国で初めてであり、全国の自治体から視察や問合せ等があり、注目されています」。

これに対する和泉氏の質問=「競馬場跡地に設置する日除けの上に太陽パネルを載せるということですが、この場合は、なぜ場所貸しではなく、最終的には足利市の所有の形にするのですか」。

大豆生田氏の回答=「間違った情報をお聞きになっていると思われます。市民から要望のある日除け施設だけを造ろうとすると2億円くらいかかるところを、太陽光発電によって売電を行えば、20年間の減価償却で、市は税金を使わずに日除け施設ができるのです。したがって、市も市民も市内の事業者も、三方良しなのです」。

クロストーク形式の討論はここで終わった。

~2013年4月5日 両毛新聞より

 

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